COBOL の SECTION

IDENTIFICATION DIVISION

IDENTIFICATION DIVISIONにはSECTIONはありません。

ENVIRONMENT DIVISION

ENVIRONMENT DIVISIONは、次の2つのSECTIONからなります。

  1. CONFIGURATION SECTION
  2. INPUT-OUTPUT SECTION

INPUT-OUTPUT SECTION

INPUT-OUTPUT SECTIONは特に重要で、入出力ファイルの情報を記載します。

DATA DIVISION

DATA DIVISIONには、プログラム内で使用する全てのデータ項目を記述します。

このDIVISIONは、次の5つのSECTIONがあり、必要に応じて記述します。

  1. FILE SECTION
  2. WORKING-STORAGE SECTION
  3. REPORT SECTION
  4. LINKAGE SECTION
  5. COMMUNICATION SECTION

よく使用するものの詳細を記載します。

FILE SECTION.

ファイル定義のSECTIONです。ファイル入出力を行う場合に、レイアウト定義ファイル入出力用の領域を用意します。

WORKING-STORAGE SECTION.

作業領域のSECTIONです。プログラム内で使用するデータ項目を、自由に定義します。定義したデータ項目は一時的な記憶場所として使用します。

LINKAGE SECTION.

外部連携のSECTIONです。外部プログラムとして使用する場合、または外部より値を取り込む場合に記述します。

PROCEDURE DIVISION

PROCEDURE DIVISIONは自由にSECTIONは定義することが出来ます。