メインフレーム データ概要

メインフレームのデータの持ち方はWindows や Linuxとは異なります。本記事ではメインフレームのデータについての概要をまとめます。

JCLでの使い方

JCLにデータ・セットを定義して、リソース(ファイル)としてのデータをメモリ(変数)として読み込みこみ、プログラム実行時にデータを使用できるようにします。プログラムもデータも最初にリソースをメモリ上に読み込んで実行されます。

データ・セットの定義はSTEP事に定義します。定義はDDステートメントを使用して記載します。STEPが正常終了/異常終了した際の挙動もDDステートメントで指定します。

構造・単位

データ・セットのデータの最小単位はレコードと言い、レコードのまとまりをブロックと言います。レコードには各項目があり、これをフィールドと言います。

カタログ

データ・セットやプロシージャーをカタログすることが出来ます。カタログすれば保管場所を指定せずに名前指定のみでデータ・セットやプロシージャーを使用することが出来るようになります。

固定長・可変長

データ・セットは固定長・可変長どちらかで持つことが出来ます。固定長をFBと言い、可変長をVBのデータ・セットと言います。

詳しく説明が記載されていてありがたいサイトです。

07.データセットの種類とアクセス方式 – 「メインフレーム・コンピューター」で遊ぼう

運用エンジニアのためのMVS入門 – システム管理者の会