Apache Httpdの起動、再起動の方法、実行ユーザーの仕組みをご紹介します。
起動・再起動・状態確認
起動
# service httpd start
再起動
# service httpd restart
状態確認
# service httpd status
これらのコマンドはルートユーザーで実行します。
実行ユーザーは誰?
ルートユーザーで実行しても、実行ユーザーはルートユーザーにはなりません。
実行ユーザーは設定ファイル(httpd.conf)に記載されており、デフォルトではユーザー・グループともに nobody で設定されています。
セキュリティを高めるため、作成したユーザーとグループを設定するのがおススメです。次のように記載してルートユーザーで起動するとapacheユーザーが実行ユーザーになります。
/etc/httpd/conf/httpd.conf
User apache Group apache
サービスをルート(root)ユーザーで実行するのは危険ですが、WebサーバーはHTTPポート(80)や、HTTPSポート(443)を使用するのでルート権限が必要になるはずです。
この辺りがどのようになっているのか気になり確認しました。