CentOS環境変数を恒久的に設定する方法をご紹介します。
設定ファイル
ユーザー全員の環境変数に設定するには次のとおり
/etc/profile
ユーザーごとの環境変数に設定するには次のとおり
~/.bash_profile
設定内容
.bash_profileの末尾に次のように追加すると文字コードをja_JP.sjisに指定することが出来る。
export LANG=ja_JP.sjis
設定方法
ユーザー固有の設定してみるとこんな感じのコマンドになる。まずはファイルを編集するべく開く。
vi ~/.bash_profile
開いたらaなどをクリックして編集モードにする。そしたら末尾に次の行を追加しよう。
export LANG=ja_JP.sjis
そしたら保存する。Escapeキーをクリックして編集モードを終了したら次のように入力する。
:wq
編集が完了したら更新しよう。次のコマンドを入力してエンターをクリック。
$ source ~/.bash_profile
すると文字コードがja_JP.sjisとして更新されたはずだ。これは恒久的な設定なので、次回ログイン時でも文字コードはja_JP.sjisが指定されている。
先頭に.が付いた形式のファイルについて
ここでファイルの先頭に.が付いていることが気になった方もいるかもしれない。先頭.のファイルは普段あまり見ないが、これは隠しファイルで普通にlsコマンドを打ち込んでも表示されない。そんな隠しファイルを見たいときには、隠しファイルの表示オプションをつけてやる
ls -a
私はいつもlオプションを付けていて、隠しファイルを表示するときでも整った形式で見たいのでるので、次のような感じでコマンドを使用する。
ls -la
なお、RHEL7系でもこの設定は使用できる。
以上、「CentOS環境変数を恒久的に設定する方法」でした。