Linux に Apache httpd をインストールして使用する方法

インストール

Apache httpd は、httpd というパッケージで提供されています。yumコマンド で次のようにインストールします。

# sudo yum install httpd

途中で y/n を聞かれるので y を押してエンターでインストールを継続します。

これでインストール完成です。確認します。

# service httpd status
Redirecting to /bin/systemctl status httpd.service
● httpd.service - The Apache HTTP Server
   Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; disabled; vendor preset: disabled)
   Active: inactive (dead)
     Docs: man:httpd.service(8)

このように状態が帰ってくれば無事にインストールできています。

有効化

上記で「disabled」とあるように最初は有効になっていないので、有効にします。

# sudo systemctl enable httpd

有効になると、確認で次のように状態が返ってきます。

# service httpd status
Redirecting to /bin/systemctl status httpd.service
● httpd.service - The Apache HTTP Server
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)
Active: inactive (dead)
Docs: man:httpd.service(8)

サービス起動

状態で「inactive (dead)」とあるように、この状態ではまだ起動していません。起動させます。

# sudo systemctl restart httpd

起動させて確認すると次のように状態が返ってきます。

$ service httpd status
Redirecting to /bin/systemctl status httpd.service
● httpd.service - The Apache HTTP Server
Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/httpd.service; enabled; vendor preset: disabled)
Active: active (running) since Sun 2024-01-28 15:37:02 GMT; 2s ago
...

ファイアウォールの穴あけ

次の記事を参考に、ファイアウォールに穴を空けます。空けるポートは80なのでサービスとしてはhttpです。

Linux ファイアウォールの編集(穴あけ、穴閉じ)方法
ファイアウォールは外部との通信を閉じています。許可の設定をすることで外部と通信することが出来ます。 通信許可の確認 まずは確認し...

ブラウザでアクセスして確認します。デフォルトでポート80にアクセスするので「:80」は有っても無くてもいいです。

http:<グローバルIP>:80

次のように表示されれば成功です。