Java(OpenJDK)インストール on Linux系OS

Javaランタイムをインストールします。

現状確認

まずはJavaがインストールされていないことを確認します。

$ java -version
-bash: java: command not found
$ which java
/usr/bin/which: no java in (/usr/local/bin:/usr/bin:/usr/local/sbin:/usr/sbin:/home/ec2-user/.local/bin:/home/ec2
-user/bin)

Javaランタイムをインストール

次のコマンドを実行します(インストールするJavaが11、OSがRHEL系の場合)。

$ sudo yum install java-11-openjdk

ズラズラとログが出力されます。途中求められたら一回yを入力します。Complete!と最後に出力されたらインストール成功です。

インストールするJavaが8、OSがRHEL系の場合は次のコマンドを実行します。

$ sudo yum install java-1.8.0-openjdk

Javaは1つの OS に複数のバージョンをインストールすることが可能です。複数のバージョンを切り替えて使用する方法は次の記事に記載しています。

複数のJavaを切り替えて使用する方法 on Linux(CentOS)
複数のJavaを切り替えて使用するには alternativesコマンド を使用します。 使い方は次のとおり。今回は Java8 と ...

Ubuntuの場合は次のコマンドを実行します。

$ sudo apt-get install openjdk-11-jre

コンパイルもしたい場合はそれぞれ次のパッケージもインストールしましょう。OpenJDKはコンパイラを含んでいませんので別途インストールが必要です。

$ sudo yum install java-1.8.0-openjdk-devel
$ sudo yum install java-11-openjdk-devel

コンパイルはLinux環境でなく、CICDを使ってテスト・デプロイとセットで自動化して実施するのがおススメです。

インストール確認

無事にインストール出来たか確認します。

$ java -version
openjdk version "11.0.7" 2020-04-14 LTS
OpenJDK Runtime Environment 18.9 (build 11.0.7+10-LTS)
OpenJDK 64-Bit Server VM 18.9 (build 11.0.7+10-LTS, mixed mode, sharing)

これで完了です。

参考

RHEL での OpenJDK 11 のインストールおよび使用 OpenJDK 11 – Red Hat