IBM MQをLinux(RHEL)からアンインストール

IBM MQをLinux(RHEL)からアンインストールする方法をご紹介します。

事前準備

アンインストールするインストール済み環境に関連付けられたすべての IBM MQ アプリケーションを停止します 。

手っ取り早いのはキュー・マネージャーを削除することです。削除方法についての詳細はこちらの記事に記載しています。

IBM MQ on Linux(RHEL) のキュー・マネージャーとキューの削除
IBM MQ on Linux(RHEL) のキュー・マネージャーとキューの削除方法をご紹介します。 事前準備 mqユーザーであ...

アンインストール

root ユーザーになります。

次のコマンドを入力して、システムに現在インストールされているパッケージ (コンポーネント) の名前を確認します。

rpm -qa | grep MQSeries

すべてのパッケージ名を rpm コマンド引数に付加して、すべてのコンポーネントを除去します。

rpm -qa | grep MQSeries | xargs rpm -ev

データ削除

アンインストールが終わっても、/var/mqm および /etc/opt/mqm ディレクトリー・ツリー下の特定のファイルは削除されていません。 これらのファイルにはユーザー・データが入っているため、今後のインストールで再利用できるように残されます。

再インストールを計画していない場合には、/var/mqm および /etc/opt/mqm ディレクトリー・ツリーを削除して構いません。

これらのディレクトリーを削除すると、すべてのキュー・マネージャーとそれに関連したデータは破棄されます。

# rm -rf /var/mqm
# rm -rf /etc/opt/mqm

参考

rpm を使用した Linux での IBM MQ のアンインストールまたは変更