MQ ExplorerをWindows Serverにインストールする方法

IBM MQをWindows Serverへインストールする方法をご紹介します。

ダウンロード

まずはIBM MQをダウンロードします。

IBM MQ公式サイトのダウンロードページ で使用したいバージョンをクリックします。

詳細なバージョンを選択するページに遷移しますので、使用したいバージョンを選択します。

すると、同ページの下のほうにダウンロードリンクが表示されます。

使用したいものをクリックします。今回は商用でなく開発目的ですのでDevelopmentでWindowsを選択しました。クリックすると使用許諾ページに遷移しますので確認して I Agree をクリックします。

これでダウンロードができました。続いてインストールしていきます。

インストール

何をインストールするか決めたら、次のIBM公式サイトに従って実際にインストール作業をしていきます。

Windows での IBM MQ サーバーのインストール

Windows での IBM MQ クライアントのインストール

ダウンロードしたファイルを解凍します。するとMQServerフォルダができます。

MQServerフォルダ > Setup.exe をダブルクリックしてインストールを開始します。

インストーラーが起動します。

IBM MQ Installationをクリックします。ここでJapaneseを選択したいところですが、私はAWSのWindows Server(英語版)を使用していて日本語をインストールするのが面倒だったためEnglishのままでLaunchをクリック。

注意:OSに日本語がインストールされていないのに、ここで日本語を選択するとインストール中に文字化けして先に進めなくなります。

accept して Next をクリック

Typicalのまま Next をクリック

Installをクリック

Finishをクリック

Nextをクリック

Finishをクリック

MQ Explorerが起動します。

これでインストール完了です。環境変数も設定されています。コマンドプロンプトで次のコマンドを入力するとインストールしたMQ Server情報を確認できます。

> setmqenv -s
> dspmqver

参考

Windows での IBM MQ エクスプローラーを使用したサーバーおよびクライアントのセットアップ

備考

接続まで確認したい場合には、次の記事を参考にするといいです。

Windows でのクライアントとサーバー間の通信の検査

上記リンクで不思議だったのは、次の設定。qmgrsフォルダがないのに環境変数を設定していた。

SET MQCHLLIB= "C:\Program Files\IBM\MQ\qmgrs\QUEUE!MANAGER!1\@ipcc"

注意:公式サイトのとおり実施したはずだがクライアント – サーバーでデータ送受信できていないのでここが間違っている可能性あり

次のコマンドでエラーが出る。

amqsputc QUEUE1 QUEUE.MANAGER.1

他に思い当たるところはユーザー権限の箇所。ややこしい記載になっていて何が正解なのかいまいち分からない。Windows OSのときはADの記載もあるのでさらにややこしい。

ユーザー権限についての記載

UNIX、Linux、および Windows 上の IBM MQ を管理する権限

Windows に IBM MQ サーバーをインストールする際の考慮事項