COBOLの概要

仕事でCOBOLを扱っているのですが、会話をするために習熟度が深める必要になりました。COBOLを勉強していきます。まずは概要をおさえていきます。

COBOLの概要

COBOLは事務用に開発されたプログラムで、技術者でない事務員でもプログラムを組めるように設計されています。そして事務用に開発された言語だけあって、演算制度が高いです。

COBOLは基本的に商用で購入しないと開発環境を構築することができません。
しかし、OSSでOpenCOBOL(GnuCOBOL)なるものが存在し、それを使用すればCOBOLライクな言語の開発環境を構築することができます。

COBOLの規格

国際的 COBOL2014 (ISO/IEC 1989:2014)
JIS標準 COBOL2002 (JIS X3002:2011)

OpenCOBOL(GnuCOBOL)とは

OpenCOBOLはOSS(オープンソース)のCOBOLコンパイラです。記述したCOBOLライクなコードをCのコードに変換してGCCでコンパイルする仕組みです。

日本発なんだそうで、WindowsでもLinuxでも動きます。しかしWindowsで動かそうとすると、MinGWが必要です。要はLinux環境が必要ということですね。MinGWをインストールするのは面倒だし重いので、Linux環境で構築することがユーザーの間では推奨されているようです。私は普段Windowsマシンを使用しているので、DockerにLinuxをたてて使用しようかなと思います。

デバッグも出来るらしいです。PostgreSQL、MySQL、SQLiteとも接続可能で、Javaとの相互接続も可能とのことです。COBOLで組まれたシステムにありがちな帳票(PDF)出力も出来るとのこと。

参考:OpenCOBOL(GnuCOBOL)公式サイト

COBOLって英語に近い記述なんですね。気軽に覚えることが出来るとのことなので、英語の勉強にちょうどいいかもしれませんね。

opensourceCOBOL

OpenCOBOL(GNU COBOL)の派生