IFを使用すると条件分岐処理を記述することが出来ます。
構文
構文としては次のようになります。
IF {条件式} THEN {条件に合った時の命令文} ELSE {条件と違った時の命令文} END-IF
注意点としては「THEN」は記述省略が可能なので記述されていない場合もあります。
条件式
条件式は比較演算子を使用してTRUEまたはFALSEで判定します。
演算子 | 意味 | Javaだと |
= | 等しい | == |
NOT = | 等しくない | != |
> | より大きい | > |
< | より小さい | < |
>= | 以上 | >= |
<= | 以下 | <= |
例
例を記述します。次の例では、条件分岐します。
IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. IFPRG. PROCEDURE DIVISION. IF {条件式} THEN {条件に合った時の命令文} ELSE {条件と違った時の命令文} END-IF STOP RUN.