高品質な仕事を早くこなすために、Oracle DBのアーキテクチャを理解しておくと良いでしょう。以下に古くから利用される有名なアーキテクチャ構成図を載せておきます。
引用:Oracle Databaseアーキテクチャ – Release 19 > Oracle Databaseの概要
この有名なアーキテクチャ構成図で、Oracle DBのインスタンス、クライアントプロセス、データベース、ログの関係性を見ることが出来ます。
データベースとインスタンスの関係
データベースとインスタンスの関係は、1つのデータベースと1つ以上のインスタンスで構成されます。データベースとインスタンスは別に存在できます。
データベースは、ディスク上に配置された、データを格納する一連のファイルです。
インスタンスは、データベース・ファイルを管理する一連のメモリー構造です。インスタンスは、システム・グローバル領域(SGA)と呼ばれる共有メモリー領域と、一連のバックグラウンド・プロセスで構成されます。
アプリケーション(クライアントプロセス)がOracleデータベースに接続すると、インスタンス(PGA)に接続されて、アプリケーションに要求に対応します。
SGA と PGA の詳細はOracle公式のこちらの記事が分かりやすいです。