JSONの書き方 構造とデータ型を理解する

JSONの書き方をご紹介します。JSONはデータのフォーマットのことです。Javascript専用のデータフォーマットではありませんが、最初にJavascriptで使われだしました。

JSONを書き方を理解するためには、JSONの構造(Structure)とデータ型(Data Type)を理解する必要があります。それでは、ご紹介します。

構造(Structure)

まず構造についてです。構造のタイプは2つのみで Object, Array です。それぞれ次のように書きます。

1. Object

{"Key" : Value, "Key" : Value, "Key" : Value...}

2. Array

[Value, Value, Value...]

構造はこれだけです。シンプルですね。

データ型(Data Type)

次にデータ型についてです。上記に書いたValueの部分にあたります。データ型は6つあり、次のとおりです。

  1. String
  2. number
  3. boolean
  4. null
  5. Object
  6. Array

最後の2つに注目です。構造である Object, Array もデータ型として扱えるのですね。すなわち、入れ子構造に出来るということです。

あわせて書くとこのようになります。

{

  "Key" : String,
  "Key" : {

    "Key" : number,
    "Key" : number,
    "Key" : number
  },

  "Key" : [ boolean, boolean, boolean, boolean ],
  "Key" : [ null, null, null, null ]

}

私は遭遇したことはないですが、仕様によると [ (Array)で始まることもありえるんですね。私がよく見るJSONは { (Object)で始まるので、一般的なのはObjectで始まる方なのかなと思います。なので、上記で書いたものもObjectで始めています。

仕様を公開しているサイトはいくつかあるようですが、次のサイトがわかりやすいと思いました。

Final draft ECMA-404 2nd edition – Ecma International