TypeScriptをコンパイルしてJavascriptを生成する

TypeScriptはJavascriptにコンパイルすることが出来ます。コンパイルはVisual Studio Codeで実施するのが一般的で、本記事でご紹介する内容もVisual Studio Codeを使用したコンパイル方法です。

index.tsというTypeScriptファイルがあるときに、次のようなコマンドをVisual Studio Codeのターミナルで実行すると、index.tsがコンパイルされてindex.jsというJavascriptファイルが生成されます。

>tsc inde.ts

TypeScriptはデフォルトではJavascriptのES3にコンパイルされます。かなり古いバージョンのJavascriptです。オプションを指定すれば他のバージョンのJavascriptにもコンパイルすることが出来ます。

コンパイルの互換性は次のサイトにまとまっています。

ECMAScript 6 compatibility table

コンパイル時に型チェックが行われます。型が記載されていないものについては、型推論が行われます。いずれも型チェックをパスしないエラーが出力されます。