Java String.formatでログを見やすく出力する

Javaでログを見やすく出力する方法をご紹介します。

空白埋めして出力する

文字数指定をして、指定した文字数に足りなければ先頭を空白埋めします。

String.format("ここに10桁の数値 %10d を表示する", 12345)

上記のように記載すると、出力は次のようになります。

ここに10桁の数値      12345 を表示する

0埋めして出力する

文字数指定をして、指定した文字数に足りなければ先頭を0埋めします。

String.format("ここに10桁の数値 %010d を表示する", 12345)

上記のように記載すると、出力は次のようになります。

ここに10桁の数値 0000012345 を表示する

カンマ区切りで出力する

3桁ずつカンマ区切りにして出力します。

String.format("ここにカンマ区切りの数値 %,d を表示する", 12345)

上記のように記載すると、出力は次のようになります。

ここにカンマ区切りの数値 12,345 を表示する

まとめ

これらの処理を独自実装している業務コードをたまに見かけます。しかし、独自に実装するとテストも必要になって時間がかかります。そしてバグが出る可能性もあります。

Javaのフォーマット処理はかなり充実していますので、出来る限りライブラリを使用して時短することがおススメです。

参考

Formatter (Java Platform SE 8 ) – ORACLE