Neo4jをDocker上に構築する方法を記載します。また、デフォルトの設定では外部からのアクセスが許可されていないので、許可する設定方法もあわせてを記載します。
Dockerのインストールがまだの方はまずこちらをどうぞ。
構築
コンソールで次のコマンドを実行します。これだけでNeo4jの構築完了です。Neo4j公式イメージを取得します。
$ docker pull neo4j
起動 / 停止
Neo4jを起動/停止するには次のコマンドを実行します。コンソール上で起動している場合はCtrl+Cでも停止することが出来ます。
$ neo4j start $ neo4j stop
デフォルトURLは次のとおりです。無事に起動していればアクセスできます。
http://localhost:7474/
初期はUsername、Passwordともに「neo4j」になっています。Connectボタン をクリックして Neo4j に接続するとパスワード再設定画面になるので、そこで再設定しましょう。
画面が表示されないなど、何かおかしければ状態確認しましょう。Neo4jの状態を確認するコマンドは次のとおりです。
$ neo4j status
外部からのアクセスを許可する設定
設定ファイルはここにあります。
$NEO4J_HOME/conf/neo4j.conf
外部(localhost以外)から接続する場合、設定ファイルの以下の行をアンコメントします。
dbms.connector.http.address=0.0.0.0:7474
構築・設定が完了したらSpring Bootから操作してみましょう。